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警察の迷子捜索方法に不信感 [育児]

こんにちは。ブログをご覧いただきありがとうございます(*^_^*)


先日、4歳の息子が初めて本格的に迷子になってしまいました。

息子とはぐれてしまったのはJR吉祥寺駅改札口でした。

改札口を入ると走って人混みの中へ紛れてしまい、ホームに上がってみても、姿を見つけることができなくなってしまいました。

好奇心旺盛な息子は日頃から『何歳になったら◯◯まで一人で行ってもいいの?』とか『◯歳になったら一人で特急に乗ってお出かけしてもいいでしょ?』『一人でおうちに帰れるよ!』というような発言をよくしています。

吉祥寺にはよく行くので慣れたルートな為「これは電車に乗ってしまう可能性がある[冷や汗2]」と私は焦りました。

なので、はぐれて何分もたたないうちに、まずJRの改札で迷子の相談をしました。
家に帰るには荻窪で下車してバスに乗り換えます。
電車に乗ってしまった可能性が高いこと、間違えなければ荻窪駅で降りることを駅の人に伝えた所、荻窪駅にも迷子の連絡を入れてくださいました。

JRの人が駅北口に交番があるからと教えてくださったので、交番にもすぐに行きました。
アトレの改札から入ったので、念のためアトレにも迷子の届けをだしました。


交番に駆け込んだ私は、息子とはぐれた事を伝え、電車に乗ってしまった可能性が高いこと、間違えなければ荻窪駅で降りる可能性が高いことを伝えました。さらに荻窪駅からはバスに乗ってしまうかもしれない事も伝えました。
そして、荻窪駅前にも交番があるので、荻窪駅の交番にもすぐに連絡をして欲しい」と伝えました。
すると警察官は「すぐに管轄すべてに一斉に連絡が回るので大丈夫です」と言いました。

後で私は気がつくことになるのですが、この時の管轄という言葉を聞き流してはいけなかったのです。

吉祥寺駅の交番での届け出を済ませた後、はぐれてからすでに30分ほど経過していました。
もし息子が吉祥寺駅で私を探してくれているなら、すでに泣き出したりして誰かに保護されているはず…でも未だにどこからも連絡がないということは本当に電車に乗って一人で家に帰るという冒険に出てしまった可能性は益々高いと思い、私は思い切って吉祥寺駅を離れ、自宅を目指してみることにしました。

祈る思いで自宅に帰ると、やはり息子の姿はありません。

反対方向の電車に乗ってしまったのだろうか?乗るバスを間違えてしまったのだろうか?
もし、悪い人について行ってしまっていたら…

不安は募りますが、まだどこからも連絡が入らないということは、どこかで家を目指して頑張っているに違いないと思い、玄関の鍵を開けておき、ご近所の方に事情を説明して「もし見かけたら…」とご協力をお願いして、私は再びバスで荻窪駅に戻りました。

そして荻窪駅の交番に行き「迷子の捜索の連絡は来てますか?」と聞くと、4名ほどいた警察官は一様に「?」という顔をしました。
「吉祥寺駅ではぐれてしまい、荻窪駅に向かう可能性が高いのでこちらにも連絡をして欲しいと頼んだんですけど…」


そう、荻窪駅の交番にはなんの連絡もされていなかったのです[exclamation]?


「事件番号665で迷子の捜索でているはずなんですけど」
と言ってもなぜかすぐには確認がとれません。その間私は吉祥寺の交番で聞かれたことと同じ質問をされ、一から同じ話をしなくてはなりませんでした。


つまりこういうことでした。
吉祥寺駅で届けを出した時に警察官は「管轄」という言葉を使いました。
吉祥寺駅は武蔵野市です。ちなみに吉祥寺から110番をかけると多摩地区管轄の110番にかかります。
なので警察官は「一斉に連絡が回るので大丈夫」とは言っていましたが、それは武蔵野市内、もっと広かったとしても多摩地区の全域しか探してくれていないのです。

私は息子が荻窪駅に向かう可能性が高いことを伝えており、そして家の住所も23区内です。
なのに警察は荻窪駅周辺はもちろん、23区内をまったく探してくれてはいなかったのです[exclamation]?

 
息子が行動する可能性が高いルートを伝えているにもかかわらず、警察は自分たちの管轄地区を超えて連携をとるようなことはしないのだということが、今回の件でよくわかりました。

荻窪駅周辺をすぐに探して欲しいという私の要望をスルーするのなら、せめて最初から「荻窪は管轄外なので自分で荻窪警察に行って」と教えてもらいたいものです。
でもそれって変じゃないですか[?]


息子とはぐれてから見つかるまで2時間経っていました。


結局どうやって息子が見つかったのかというと…
なんと、息子は電車に乗ってちゃんと荻窪駅で降り、バス乗り場も間違えることなくバスに乗り、自宅周辺まで帰ってきていました!
ただ、バス停から6分ほどの歩き慣れたはずの道がわからなくなってしまい、家まではたどり着けないでいました。
私がいったん家に戻った時には、すぐ近くの駐輪場で、駐輪場の警備員さんと一緒にいたようです。でもすれ違ってしまいました。
私が再び荻窪駅に向かってしまっている間に、たまたま同じスイミングスクールに通う親子が通りかかり、息子が道に迷っていることを知り、とりあえずスイミングスクールへ連絡してくださいました。
そして、スイミングスクールから私に連絡が入り、私は息子の居場所を知ることができました。


荻窪駅にも自宅付近のバス停の近くにも交番があります。息子が通ったルートには警察官がいるポイントが点在していました。もし警察が私の話をスルーせずに、このルートに捜索の手配をしてくれていれば息子の発見まで2時間はかからなかったでしょう。

管轄を超えて警察同士が連携することがそんなに難しいことなんでしょうか[?]
本当に疑問です。



それにしても事件や事故に巻き込まれることなく、無事に息子に会うことができて本当にほっとしました。
見失ってしまった私が悪いので、「一人で勝手に…!」などと怒る気にもなりませんでした。
むしろ、ケロッとしている息子の顔を見て笑ってしまいました。

息子は、電車とバスに一人で乗っている間は、どうやらそれなりに楽しんでいたようです。
おやつに持たせていたドーナツもバスを待っている間にしっかり食べていました。
バスから降りたあと、道がわからなくて帰れないでいる間はさすがに心細かったはずですが、泣きだすことなく、自分で駐輪場で待つことにし、駐輪場のおじさんに話しかけていたようです。

見失ってしまってごめんね。泣かないでよくがんばったね。自分で電車もバスも乗れてすごいね。と褒めました。
でもまだ少し早いから、もうママの側を離れないでね。と約束をしました。
息子は解ってくれたようですが、「でもねママ、一人で乗ってみたい気持ちもわかってくれる?」と言われてしまいました!
まだ4歳なのにとっても成長したなぁ[泣き顔]
もうママはビックリの連続です。


とりあえず、今回の件でGPSの購入を決めました。

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